「未来の担い手に知ってほしい」農林大学校で農薬散布用ドローン出前授業
【前橋】TEAD(群馬県高崎市、相吉雄二社長、027・388・9696)は、農業分野での飛行ロボット(ドローン)の活用を狙いに、群馬県立農林大学校で出前授業を行った。同校の2年生20人が受講。実技では農薬散布用ドローンの操縦を体験した。生徒らは「最初は難しかったが、慣れると操作しやすいと感じた」と感想を話した。授業は座学と実技で構成。生徒は安全対策や法律に関する知識を学んだ後、送信機を使ってグラウンドでドローンを飛行させた。
同社はドローンの開発・販売のほか、現場での運用支援やパイロット育成などを手がけている。井上暢悠管理部部長は「スマート農業の重要なツールであることを未来の担い手に知ってもらいたい」としている。
日刊工業新聞2020年7月17日