大和ハウスがテレワーク向け住空間を提案
約3600人の要望を踏まえ商品化
大和ハウス工業はテレワーク利用を想定した2種類の住宅用空間を考案、提案営業を始めた。新型コロナウイルスの感染症対策で在宅勤務を行った同社社員にアンケートを行い、約3600人の要望を踏まえ商品化した。新築一戸建て住宅向けにまず提案し、リフォーム向けも順次計画していく。
仕事に集中できる空間「快適ワークプレイス」は、独自の防音室技術を採用し、Wi―Fi(ワイファイ)アクセスポイントや3光色切り替え発光ダイオード(LED)照明、奥行き60センチメートルの机などをそろえた。価格(消費税込み)は約10平方メートル空間で71万5000円から。
室内窓を設けることで、家族の気配を感じつつ仕事のオン・オフ切り替えが可能な空間「つながりワークピット=写真」も提案営業する。価格(消費税込み)が約10平方メートル空間で44万円から。
日刊工業新聞2020年6月3日