東京ディズニーリゾート最寄りの混雑緩和 舞浜駅ホーム延伸
JR東日本は東京ディズニーリゾート(TDR)最寄り駅の京葉線・舞浜駅(千葉県浦安市)で、ホーム上の混雑緩和を狙い、対策工事に着手する。現ホームの両端を合わせて約100メートル延伸。上り・下り各列車の停止位置をホーム中央から遠い位置に変更することで、ホーム中央部のみに乗降客が集中しないようにする。4月着工し、2022年春の使用開始を予定する。
舞浜駅は高架駅で、最大10両編成に対応する島式ホーム。100メートル延ばすことで、ホーム長は15両分に相当する。現在は上下列車が並行して停車しているが、これを前後にずらす。反対列車の先頭から5両分には、ホーム固定柵を設けて、動線の安全を確保する。TDRでは今後も、新エリアの開発が計画されており、アクセス駅でも一層の安全性、利便性向上を図る。
日刊工業新聞2020年4月8日