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ロボットが茹でるそばはどんな味?東小金井駅の駅そばに登場

コネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長、03・4520・5786)は16日、JR東日本スタートアップ(東京都新宿区)、日本レストランエンタプライズ(東京都台東区)と共同で、JR東小金井駅構内のそば店で「駅そばロボット」の実証実験を始めた。実際の店舗でロボットの実用性を検証、将来の他店舗への導入や作業全体の自動化を目指す。実証期間は4月15日まで。

駅そばロボットは店員が取っ手のついた“てぼ”にあらかじめ生そばをセットしておけば、ゆで、洗い、締めの三つの作業を連続して行う。1食分のそばを作る時間は人間とほぼ同じ2分50秒だが、ロボットでは長時間連続して作業でき、品質や味のムラが少ない。

ロボットを壁掛け型にして既存店に収まるようにした。ゆで機や流し台もロボットに合わせた特注品という。今後、処理能力を高め、東京・新宿や神田など客数の多い店舗にも導入したい考え。



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