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ママアスリートの支援組織、理事にクレー射撃の中山選手

日立建機のクレー射撃部に所属する中山由起枝選手(写真)が一般社団法人MANの理事に就任した。中山選手は1児の母として、現役で競技活動を続ける経験を基にMANでの情報提供に尽力していくという。同選手は東京五輪出場が内定している。

日立建機は1997年にシンボルスポーツとして、クレー射撃部を設立した。中山選手は設立当初から在籍する現在唯一の部員で、シドニー、北京、ロンドン、リオデジャネイロと五輪4大会に出場。北京では4位入賞を果たした。

MANは主に産前・産後のママアスリートの支援組織として14年度から文部科学省(現スポーツ庁)の受託事業「ママ・アスリーツ・ネットワーク(MAN)」として活動していた。子どもを持つアスリートの支援を通じて健全な社会の実現を目指し、さらに活発な活動遂行のため一般社団法人化された。

日刊工業新聞2020年3月12日

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