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ラグビーをやっていなかったらiPS細胞は誕生していなかった?

山中教授が整形外科を志したのは大学時代に10回以上骨折したから
ラグビーをやっていなかったらiPS細胞は誕生していなかった?

左が山中教授(推進組織の初会合)

 学生時代にラガーマンだった京都大学の山中伸弥教授。「選手としてはまったくたいしたことはなかった。しかしラグビーへの思いは強い」と話す。少年期を過ごした東大阪市の「2019年ラグビーワールドカップ開催推進組織」の特別顧問にも就任。「地元の祭り、町工場の技術力、花園ラグビー場での観戦。この三つがなければ今の研究はなかった」という。
 
 日本で開催する2019年W杯の会場12カ所に、全国高校ラグビーの聖地と呼ばれる花園ラグビー場も選ばれた。「東大阪が世界に発信される。わくわくする」と山中教授。

 大学時代、ラグビーで10回以上骨折し、治療を受けた経験から整形外科医の道を志した。治療した選手を笑顔で送り出すはずだったが、「タックルで首から下がまひする患者もいてどうしようもなかった」と振り返る。現在は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)で治療が難しい病気に挑んでいる。日本代表の歴史的勝利は大きな励みになったはずだ。

こんな人もラガーマン 


モリタホールディングス・尾形和美社長
 今年6月に社長に就任した尾形氏。大学時代から45歳まで続けたラグビーのポジションは、スクラム第1列の真ん中で押し合いボールをかき込むフッカー。「引退したらもう一度ラグビーがしたい」と笑う。
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
日本史上、これほどラグビーが注目されたことはなかったのではないか。元ラガーマンも出るわ出るわ。山中教授は有名だが、桐谷美玲がラグビー部の元マネージャーだったとはさすがに知らなかった。

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