将来の職場は宇宙!?教育講座で子どもの夢を育てる
川崎重工業は子どもを対象にした「宇宙教育講座」を、11日に岐阜県各務原市と共同で開く。岐阜工場(各務原市)に2019年9月設置した、宇宙ゴミ除去衛星運用の地上局アンテナを子どもに公開したり、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館でモスクワ市立宇宙飛行士記念博物館の協力のもと、モスクワの小学生と交流通信したりすることを計画する。子どもの宇宙への夢を育てるとともに、将来、航空宇宙産業で働きたい人材の育成につなげる。
市内在住の小学3―6年生が対象で、定員は40人を予定する。川重は岐阜工場屋上に取り付けたアンテナを20年度に打ち上げる宇宙ゴミ除去実証衛星の交信に使う予定。