遊園地で活躍、「空飛ぶゴンドラ」とは?
エアロネクスト(東京都渋谷区、田路圭輔最高経営責任者〈CEO〉、03・6455・0626)は新たなモビリティーのコンセプト「空飛ぶゴンドラ」を発表した。回転翼と固定翼を使った垂直離着陸機で、独自の重心制御技術により、離陸から水平飛行まで安定した状態で移行する。観覧車のゴンドラが園内(私有地)を自由に飛行体験できるモビリティーをイメージ。2023年には遊園地のアトラクションとして導入を見込む。
現在開催中の「CEATEC(シーテック)2019」で発表した試作1号機「Next MOBILITY」は1人乗り用で、実際の機体の3分の1のモデル。全幅138センチ×全長140センチ×全高70センチメートル。重量は8200グラムでドアは2面両開き。今後は複数人用の機体も発表予定。
機体は人が乗る「キャビン」と、主翼やプロペラ、モーター、アームからなる「ボディー」の二つで構成。今回キャビンを平行に保つ重心制御技術「4D GRAVITY」に加え、新たな重心制御技術「ティルトボディ」を採用。
同技術は離陸から水平飛行への移行時に、キャビンを地面に対して水平に保ったまま、ボディーが傾斜することで飛行姿勢を保つ。主翼とプロペラを備えるため、有事の際には即時墜落を回避できる。操作は遠隔で管制機関が行う予定。23年以降は、飛行時間や法的な問題を見ながら検討する。
現在開催中の「CEATEC(シーテック)2019」で発表した試作1号機「Next MOBILITY」は1人乗り用で、実際の機体の3分の1のモデル。全幅138センチ×全長140センチ×全高70センチメートル。重量は8200グラムでドアは2面両開き。今後は複数人用の機体も発表予定。
機体は人が乗る「キャビン」と、主翼やプロペラ、モーター、アームからなる「ボディー」の二つで構成。今回キャビンを平行に保つ重心制御技術「4D GRAVITY」に加え、新たな重心制御技術「ティルトボディ」を採用。
同技術は離陸から水平飛行への移行時に、キャビンを地面に対して水平に保ったまま、ボディーが傾斜することで飛行姿勢を保つ。主翼とプロペラを備えるため、有事の際には即時墜落を回避できる。操作は遠隔で管制機関が行う予定。23年以降は、飛行時間や法的な問題を見ながら検討する。
日刊工業新聞2019年10月16日