職人とデザイナーのタッグで、東京の伝統工芸品新ブランド創出へ
東京都の2015年度新規事業「伝統工芸品・商品開発普及促進支援事業」商品開発プロジェクトが始まった。職人とデザイナーによるチームを組み、段階的に試作品をつくりながら完成品にブラッシュアップする取り組み。将来は同プロジェクトで生まれた製品を東京都の新しい伝統工芸品としてブランド化する計画だ。
東京都葛飾区の東京都中小企業振興公社城東支社で1日、伝統工芸品「商品開発プロジェクト第1回開発会議」が開かれた。マッチングを経てタッグを組んだ職人とデザイナーによる商品開発チームは計23チーム。1チーム2―5人ずつで編成しており、今後半年間かけて各チームが製品づくりを進める。
プロジェクトは、1回の試作品づくりにつき10万円ずつ、トータル30万円を上限に補助金も出される。10月30日、12月24日、16年2月16日の計3回、試作品をつくる。アートディレクター、伝統工芸、販路開拓、デザインの4分野から専門アドバイザーチームが助言する体制も整えた。その助言も得ながら製品改良を加え、3回目の試作品は完成品として最終審査会にかける。
23件の製品は最終的に10件に絞り込み、16年度から本格的な普及促進を支援する。「別途、賞金授与も考えている。最終の10件に選ばれるよう頑張っていただきたい」と振興公社の担当者は話す。今後、同事業で生まれる製品は新しい東京都の伝統工芸品としてのブランド化も進める。
東京都葛飾区の東京都中小企業振興公社城東支社で1日、伝統工芸品「商品開発プロジェクト第1回開発会議」が開かれた。マッチングを経てタッグを組んだ職人とデザイナーによる商品開発チームは計23チーム。1チーム2―5人ずつで編成しており、今後半年間かけて各チームが製品づくりを進める。
プロジェクトは、1回の試作品づくりにつき10万円ずつ、トータル30万円を上限に補助金も出される。10月30日、12月24日、16年2月16日の計3回、試作品をつくる。アートディレクター、伝統工芸、販路開拓、デザインの4分野から専門アドバイザーチームが助言する体制も整えた。その助言も得ながら製品改良を加え、3回目の試作品は完成品として最終審査会にかける。
23件の製品は最終的に10件に絞り込み、16年度から本格的な普及促進を支援する。「別途、賞金授与も考えている。最終の10件に選ばれるよう頑張っていただきたい」と振興公社の担当者は話す。今後、同事業で生まれる製品は新しい東京都の伝統工芸品としてのブランド化も進める。
日刊工業新聞2015年09月04日 中小企業・地域経済面