成田空港で夏休み最後の思い出。競争率28倍の施設見学会
滑走路脇で迫力の離着陸を体験。デルタ航空の格納庫も子供向けに初公開
成田国際空港会社は滑走路脇や格納庫など、普段は訪れることができない空港施設を見学する「成田エアポート ワンデイ・サマースクール 2015」を成田空港内で開いた。
サマースクールは2000年に始まった夏休みの人気企画で、今年で13回目となった。6月に成田空港のウェブサイトなどで小学4年生から6年生までを対象に、1日30人ずつ計90人を募集。全国から約2500人の応募があり、27.8倍の競争率だった。初日の24日は、空港近隣の千葉県佐倉市をはじめ北海道から熊本県までの全国各地から、家族連れや友達同士で参加していた。
今回は2014年12月にオープンしたデルタ航空の格納庫が、子供向けに初公開された。「ジャンボ」の愛称で親しまれている、ボーイング747-400型機に間近で接し、大量の部品が保管されている部品庫や、アジア路線の運航を管理する「成田コントロールセンター」も見学した。
デルタ航空によると、同社は成田で運用する予備機として、主に747-400を1機常駐させている。急な機材変更時に投入するほか、通常はボーイング757-200型機で運航している成田-グアム線で欠航が生じた場合などに臨時便を飛ばし、一度に大量の乗客を運ぶこともあるという。
その後はCIQ施設(税関・出入国管理・検疫)を見学。成田では1日に約4万人が入国しており、入国手続きや植物検疫を体験し、麻薬探知犬のデモンストレーションが行われた。
昼食は空港敷地内の「エアポートレストハウス」で、年間1500万食以上の機内食を提供するケータリング会社TFKによる、ハラール食の機内食風ランチが用意された。
昼食を食べた子供たちは観光バスに乗り、日本一の長さを誇るA滑走路脇で、離着陸する旅客機を見学。写真を撮ったり歓声を上げていた。その後はA滑走路に隣接する空港消防所を訪れ、100メートルの放水ができる国内最大規模の大型化学消防車からの放水などを体験した。放水時には向かい風が吹き、子供たちや消防士たちが濡れるハプニングもあった。
サマースクールの最後は、地上約50メートルの高さから航空機を誘導する「ランプコントロールタワー」を見学。現在は研修に使用している旧施設を訪れ、空港全体の眺めを楽しんでいた。
サマースクールは2000年に始まった夏休みの人気企画で、今年で13回目となった。6月に成田空港のウェブサイトなどで小学4年生から6年生までを対象に、1日30人ずつ計90人を募集。全国から約2500人の応募があり、27.8倍の競争率だった。初日の24日は、空港近隣の千葉県佐倉市をはじめ北海道から熊本県までの全国各地から、家族連れや友達同士で参加していた。
今回は2014年12月にオープンしたデルタ航空の格納庫が、子供向けに初公開された。「ジャンボ」の愛称で親しまれている、ボーイング747-400型機に間近で接し、大量の部品が保管されている部品庫や、アジア路線の運航を管理する「成田コントロールセンター」も見学した。
デルタ航空によると、同社は成田で運用する予備機として、主に747-400を1機常駐させている。急な機材変更時に投入するほか、通常はボーイング757-200型機で運航している成田-グアム線で欠航が生じた場合などに臨時便を飛ばし、一度に大量の乗客を運ぶこともあるという。
その後はCIQ施設(税関・出入国管理・検疫)を見学。成田では1日に約4万人が入国しており、入国手続きや植物検疫を体験し、麻薬探知犬のデモンストレーションが行われた。
昼食は空港敷地内の「エアポートレストハウス」で、年間1500万食以上の機内食を提供するケータリング会社TFKによる、ハラール食の機内食風ランチが用意された。
昼食を食べた子供たちは観光バスに乗り、日本一の長さを誇るA滑走路脇で、離着陸する旅客機を見学。写真を撮ったり歓声を上げていた。その後はA滑走路に隣接する空港消防所を訪れ、100メートルの放水ができる国内最大規模の大型化学消防車からの放水などを体験した。放水時には向かい風が吹き、子供たちや消防士たちが濡れるハプニングもあった。
サマースクールの最後は、地上約50メートルの高さから航空機を誘導する「ランプコントロールタワー」を見学。現在は研修に使用している旧施設を訪れ、空港全体の眺めを楽しんでいた。