LINEで注文したアワビやサザエをドローンで運ぶ実験が始まる
ANAなどが福岡で実証
ANAホールディングス(HD)は、LINE Fukuoka(福岡市博多区)などと5社共同で、同時飛行する複数の飛行ロボット(ドローン)で海産物を配送する実証実験を福岡市内で公開した。実際の利用を想定し、海上での長距離の目視外飛行と対話アプリケーション(応用ソフト)「LINE」の注文サービスを連動。宅配サービスの事業化に向け検証を重ねる。
実験では玄界島(福岡市西区)を起点に、約10キロメートル離れた対岸の飲食店と能古島(同)のバーベキュー場の2カ所に輸送した。LINEで注文したアワビ、サザエを機体下部に搭載し、高度約60メートルを約10分かけて自律飛行して配送する。複数機の飛行をモニターで管制して運航管理する。
2日までの実証には自律制御システム研究所の機体を使い、NTTドコモがネットワークの整備で支援。ウェザーニューズ(千葉市美浜区)が気象情報やヘリコプターなどの位置情報を提供した。
実験では玄界島(福岡市西区)を起点に、約10キロメートル離れた対岸の飲食店と能古島(同)のバーベキュー場の2カ所に輸送した。LINEで注文したアワビ、サザエを機体下部に搭載し、高度約60メートルを約10分かけて自律飛行して配送する。複数機の飛行をモニターで管制して運航管理する。
2日までの実証には自律制御システム研究所の機体を使い、NTTドコモがネットワークの整備で支援。ウェザーニューズ(千葉市美浜区)が気象情報やヘリコプターなどの位置情報を提供した。
日刊工業新聞2019年8月2日(商社・流通・サービス)