【動画あり】車の急発進を防ぐ止め板を開発、月1万円弱でリース
小売店の駐車場などに
トライ・ユー(札幌市東区)と白石ゴム製作所(同白石区)は、車の誤操作に伴う急発進の事故を防ぐ車止め板を開発し、リースを始めた。車の衝突時に車止め板が後方に傾斜し、前方のタイヤを空転させ、前に進まないようにする。小売店の駐車場などでの利用を見込む。
車止め板は高さ110センチ×幅60センチ×厚さ6.2センチメートル。重さ約39キログラム。地面に穴を開け、板から出ている足を差し込むだけで設置できる。車が衝突すると、後方に倒れた板を補助具が支えて傾斜をつくり、車が乗り越えられないようにする。リース料は6年の場合、消費税別で月額9600円。
中型車や軽自動車を用い、停止状態からアクセル全開で急発進しても、車がそれ以上進まないことを実験で確認した。