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ジブリパークで導入される「ECI方式」とは?

ジブリパークで導入される「ECI方式」とは?

整備エリア(愛知県発表資料から)

 愛知県は愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)に整備するテーマパーク「ジブリパーク」でECI方式を導入する。同県の事業では初めて。特殊工事のため設計段階から建設会社のノウハウを取り入れ、設計変更リスクの低減やコスト削減を図る。9月2日までに提案書を受け付け、9月下旬に優先交渉権者となる技術協力を行う建設会社を決める。

 同パークはスタジオジブリの作品をモチーフにし、「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」などで構成される。建築物の意匠や質感、素材感で最適仕様をあらかじめ決めるのが難しいためECI方式で建設会社のノウハウを反映すべきだと判断した。2019年度に実施設計を行い、22年度に開設予定。

 ECI方式は都道府県では埼玉県が熊谷ラグビー場(埼玉県熊谷市)の改修工事で導入した。
日刊工業新聞2019年7月24日

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