車格が上がった「タント」、第4世代の先進性能
ダイハツが発売
ダイハツ工業は9日、背高タイプの軽乗用車「タント=写真」をフルモデルチェンジして発売したと発表した。2003年発売の初代タントから数えて第4世代目。軽・小型車の新しい開発基盤「DNGA」に基づいて車台やパワートレーンなどを全面刷新し、操縦安定性やフラットな乗り心地といった基本性能を高めた。消費税込み価格は122万400―187万3800円。販売目標は月1万2500台。
同日、東京都内で会見した奥平総一郎社長は「操縦安定性や静粛性など基本性能が大変高いレベルになり、一つ二つ車格が上がった」と新型の仕上がりに自信を見せた。
先進の予防安全・運転支援機能は計15機能。対向車を検知してハイビームを部分的に遮る機能や駐車時のハンドル操作補助など、軽自動車初の機能も搭載できる。
車内は運転席が後方に54センチメートルスライドして後部座席への通路をつくる設計やスライドドアの自動開閉機能などで歩道側からの乗り降りをしやすくして、使い勝手も高めた。
車両は高張力鋼板(ハイテン)採用などで従来比80キログラムの軽量化に成功。車台とサスペンション配置の最適化によって、背高タイプ車で課題となる操縦安定性や揺れやすい乗り心地などを改善した。
新開発の無段変速機「D―CVT」はベルトとギアを組み合わせて、発進時の低回転域から高い駆動力が出るようになり燃費、加速感、静粛性が向上した。
同日、東京都内で会見した奥平総一郎社長は「操縦安定性や静粛性など基本性能が大変高いレベルになり、一つ二つ車格が上がった」と新型の仕上がりに自信を見せた。
先進の予防安全・運転支援機能は計15機能。対向車を検知してハイビームを部分的に遮る機能や駐車時のハンドル操作補助など、軽自動車初の機能も搭載できる。
車内は運転席が後方に54センチメートルスライドして後部座席への通路をつくる設計やスライドドアの自動開閉機能などで歩道側からの乗り降りをしやすくして、使い勝手も高めた。
車両は高張力鋼板(ハイテン)採用などで従来比80キログラムの軽量化に成功。車台とサスペンション配置の最適化によって、背高タイプ車で課題となる操縦安定性や揺れやすい乗り心地などを改善した。
新開発の無段変速機「D―CVT」はベルトとギアを組み合わせて、発進時の低回転域から高い駆動力が出るようになり燃費、加速感、静粛性が向上した。
日刊工業新聞2019年7月10日