スイスの仮想化技術ベンチャーを買収するソニー、イメージセンサーのソフト開発強化
仮想環境を構築でクラウドと連携する新しいエッジコンピューティングを提供
ソニーの半導体事業を手がけるソニーセミコンダクタソリューションズ(神奈川県厚木市)は、ネットワーク仮想化技術を提供するスイスのミドホールディングス(ミドクラ、本社=ローザンヌ)を買収したと発表した。取得額は非公表。2019年度の業績への影響は軽微としている。同社の仮想化技術を用いて、イメージセンサーのソフトウエア開発を強化する。
ミドクラは10年に設立した日本発のベンチャー企業。ネットワーク仮想化ソフト「ミドネット」の開発や販売、保守を手がけている。
今後は、同社の持つ仮想化技術でソニーのイメージセンサーを搭載したエッジデバイスを統合した仮想環境を構築することで、クラウドシステムと連携できる新しいエッジコンピューティング環境の提供を目指す。
具体的なサービスについては検討中。ソニーはイメージセンサーの開発を強化する方針を掲げており、ソフト開発の体制を整える。
ミドクラは10年に設立した日本発のベンチャー企業。ネットワーク仮想化ソフト「ミドネット」の開発や販売、保守を手がけている。
今後は、同社の持つ仮想化技術でソニーのイメージセンサーを搭載したエッジデバイスを統合した仮想環境を構築することで、クラウドシステムと連携できる新しいエッジコンピューティング環境の提供を目指す。
具体的なサービスについては検討中。ソニーはイメージセンサーの開発を強化する方針を掲げており、ソフト開発の体制を整える。
日刊工業新聞2019年6月8日(電子版)