固定電話の契約数、ピーク時の3割に
NTT東西地域会社まとめ
NTT東西地域会社がまとめた2018年度末の固定電話の契約数は、前年度末比6・9%減の1850万契約となった。18年末の国内契約数が1億7307万に達した携帯電話の普及により、ピークだった97年11月の6322万契約の約3割に減った。
内訳は、加入電話が同6・7%減の1636万契約、総合デジタル通信網(ISDN)が同8・3%減の214万契約。都道府県別で最も減少率が大きかったのは福井県で同10・4%減の9万9341契約だった。
一方、光回線を利用した「ひかり電話」の契約数は、同1・2%増の1824万契約。このままのペースが続けば19年度末にも固定電話の契約数が、ひかり電話を下回ることになる。
NTT東西地域会社は、24年から固定電話網をIP(インターネット・プロトコル)網へ全面移行する計画。24年には固定電話の契約者数が1000万程度に減る見込みだ。
内訳は、加入電話が同6・7%減の1636万契約、総合デジタル通信網(ISDN)が同8・3%減の214万契約。都道府県別で最も減少率が大きかったのは福井県で同10・4%減の9万9341契約だった。
一方、光回線を利用した「ひかり電話」の契約数は、同1・2%増の1824万契約。このままのペースが続けば19年度末にも固定電話の契約数が、ひかり電話を下回ることになる。
NTT東西地域会社は、24年から固定電話網をIP(インターネット・プロトコル)網へ全面移行する計画。24年には固定電話の契約者数が1000万程度に減る見込みだ。
日刊工業新聞2019年6月3日