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ANAがスター・ウォーズ特別塗装機で覚醒!新キャラ「BB-8」をデザイン

2020年の5年間で3機を運航。「BB-8ジェット」は来年3月から北米路線を中心とする国際線で
ANAがスター・ウォーズ特別塗装機で覚醒!新キャラ「BB-8」をデザイン

777-300ERのBB-8ジェットの模型と並ぶANAの客室乗務員とR2-D2、C-3PO

 全日本空輸(ANA)は8月18日、映画『スター・ウォーズ』のキャラクターを描いた特別塗装機を、新たに2機発表した。2020年3月までの5年間「STAR WARSプロジェクト」を展開し、計3機の特別塗装機を運航する。

 新たに発表されたのは、12月18日公開の新たな3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する新キャラクタ-、「BB-8」を機体全体にデザインした、ボーイング777-300ER型機の国際線仕様機「BB-8 ANA JET」と、BB-8に加えて映画に登場するロボット「R2-D2」を描いた、767-300ERの国内線仕様機「STAR WARS ANA JET」の2機。777のBB-8ジェットは2016年3月から北米路線を中心とする国際線で、767のSTAR WARSジェットは今年11月から国内線での運航を予定している。

 今年4月に発表した特別塗装機の第1弾、787-9の国際線仕様機による「R2-D2 ANA JET」は、10月初旬に到着後、羽田発着の遊覧飛行を10月17日に実施。翌18日の羽田発バンクーバー行きNH116便から国際線定期便に就航する。

 その後はバンクーバーのほか、北米はサンノゼとシアトル、欧州はミュンヘンとパリ、ブリュッセルへ就航し、オーストラリアのシドニーや中国の北京、インドネシアのジャカルタなどへも運航する。

 特別塗装機3機のうち、新造機の787-9はペイントによる特別塗装で引き渡される。既存機を利用するBB-8ジェットとSTAR WARSジェットは、国内でデカールを貼り付ける。

 また、10月17日に羽田発着で実施するR2-D2ジェットの遊覧フライトは、8月18日から9月18日まで特設サイトで参加者を募集。特設サイトに写真を投稿するか、マイレージ会員であれば応募でき、写真投稿では39人、マイレージ会員向けでは25組50人をそれぞれ招待する。

 ANAの篠辺修社長は、「787-9の特別塗装機を発表したところ、評判が良かった。10月以降は世界中を駆け回る。皆さんから愛されることを期待している」と語った。

 『フォースの覚醒』は、スター・ウォーズとしては10年ぶりの新作。ANAは国際線事業の強化を進めており、同プロジェクトを通じて世界でのANAブランドの認知拡大や他社との差別化を進める。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
ANAがスター・ウォーズの特別塗装機。4月の1機目に続いて2機発表しました。2機を国際線、1機を国内線で飛ばしますが 主な目的は海外での知名度向上です。1機目は10月初旬に日本へ到着し、10月17日に遊覧飛行、翌日の羽田発バンクーバー行きNH116便から国際線に就航します。

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