折りたたむと数mmの薄さに「ペーパーグラス」

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 西村プレシジョン(福井県鯖江市、西村昭宏社長、0778・51・0127)が3月に発売した、薄型サングラス「ペーパーグラス・サングラス」が注目を集めている。折りたたむと数ミリメートルの薄さになる「ペーパーグラス」の第3弾。ドイツの国際的デザイン賞「iFデザインアワード2019」もこのほど受賞した。

 従来の設計をベースにレンズ角度を顔に正対させ、レンズ面積を約1・5倍にしたのが、サングラス仕様の特徴。折りたたむと薄さは5ミリメートル弱になる。「商品化までに3年かけた」(吉田佳史統括本部部長)という。フレームは5種類で各4色。消費税抜きの価格は2万8500円。直営4店舗とウェブサイトなどで販売している。

 眼鏡産地・鯖江の部品会社が生んだペーパーグラス。第1弾の老眼用を発売した13年度には「グッドデザイン賞」を受賞し、販売に勢いがついた。続く近眼用を合わせ年間出荷数は現在1万本余り。薄型眼鏡の新たな価値観を発信し領域を広げている。

日刊工業新聞2019年4月29日

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