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エミレーツの世界最長「17時間35分」のフライトはいかが?

ドバイ-パナマシティ直行便、2016年2月1日から運航
 エミレーツ航空は現地時間2016年2月1日から、ドバイ-パナマシティ線の直行便を開設する。大西洋を横断する西回りルートで運航するもので、17時間を超える飛行時間は世界最長となる。同社が中米に乗り入れるのは初めて。

 運航機材はボーイング777-200LR型機(ファースト8席、ビジネス42席、エコノミー216席、計266席)を投入。このほか、貨物を15トン搭載できる。1日1往復で運航する。EK251便はドバイを午前8時5分に出発し、パナマシティ着は午後4時40分。折り返しのEK252便はパナマシティを午後10時10分に出発し、ドバイには翌日の午後10時55分に到着する。

 飛行時間はドバイ発が17時間35分。パナマシティ発は15時間45分。両都市間の直線距離は約1万3806キロ。現在の世界最長路線は、カンタス航空(QFA/QF)のシドニー-ダラス線で、両都市間の直線距離は約1万3808キロ。シドニー発は15時間35分、ダラス発は16時間50分かかる。運航機材はエアバスA380型機(ファースト14席、ビジネス64席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー371席、計484席)を投入している。

運航スケジュール
EK251 ドバイ(08:05)→パナマシティ(16:40)
EK252 パナマシティ(22:10)→ドバイ(翌日22:55)
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
飛行時間では世界最長の17時間超となる、ドバイ-パナマシティ線が16年2月就航。機材は長距離路線用として開発された777-200LRです。

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