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「“Rの時代”到来」産業界からの声・声・声…

>【経団連・中西宏明会長】
 「平成」は戦争がなく平和な時代であったが、バブル崩壊後の経済低迷、相次ぐ災害の発生など、日本は厳しい局面に直面した。新しい元号「令和」が公表されたことを国民の一人として心から慶ばしく思う。日本が新しい時代に歩みだすにふさわしい元号であり、国民が将来に対する夢や希望を抱き、それを実現していけるような時代をつくっていければと考える。

【日本商工会議所・三村明夫会頭】
 わが国の元号には、これまでも常に国が向かうべき理想の形や国民の安寧への願いが込められてきた。新元号「令和」も、新しい御代の下で国民すべてが心を一つに新たな時代を迎えるにふさわしいものであると思う。新元号に込められた願いにそって、「令和」の時代におけるわが国がますますの繁栄と発展の道のりを歩みゆくことを心から祈念申し上げたい。

【経済同友会・小林喜光代表幹事】
 平成の30年間は、その名の通り平和な社会を実現した半面、世界情勢の激変、金融危機、経済環境の変化、天変地異など数々の苦難に見舞われながらも、皆で力を合わせ乗り越えた時代であった。世界はいまだ誰も経験をしたことのない変化の渦中にあり、わが国もまた新たな道を切り拓いていかなければならない。令和という新元号のもと心も新たに国民が一体となり、希望に溢れる時代を創り上げていくことを願いたい。

【関西経済連合会・松本正義会長】
 わが国が伝統と文化を大切にしながら、平和で明るい次の時代を築くにふさわしい元号であると受け止めている。新天皇陛下ご即位の日を迎えるまでの間、経済界としても必要な準備に万全を期して参りたい。

【大阪商工会議所・尾崎裕会頭】
 新しい時代に明るい希望を託すにふさわしい元号が決定したことを、大変うれしく思う。我々経済界としても、新しい時代が輝くものとなるよう、大阪・関西、そして日本の発展に力を尽くしてまいりたい。

【JR東日本・深沢祐二社長】
 JRは発足から32年。平成とともに歩み、育てられた。今までのやり方では、通用しないものが出てきており“変革2027”(を掲げたタイミング)と改元の一致は象徴的だ。万葉集、日本の国書から選ばれたことも意義深い。令和の時代に我々も、さらに発展していくことを目指していきたい。

【りそなホールディングス・東和浩社長】
 りそなという言葉の意味は「(ラテン語で)響き合う」。新元号に込められた意味合いは、これと非常に似ている。令和も、りそなも、(アルファベットの最初の一文字が)R。“Rの時代”がやってくる。

【ダイワ精密プレス・平山彰良社長】
 昨年、父から社長を引き継いだ。変化は0からのスタートではなく、積み上げてきたものがあってこそ。「万葉集」が出典ということで、企業と事業の起源・歴史に立ち返る必要があると感じた。(奈良市)

【常磐精工・喜井充社長】
 「令」という字が意外だった。海外情勢は不安定だが穏やかな世の中になってほしい。当社は車いすとしても使える看板を製造しており、事業を通じ助け合いの社会を作っていきたい。(堺市北区)

【魁半導体・田口貢士社長】
 世界に不和が見え隠れする今だから“規範(令)”が大切だと感じた。手がけるプラズマ技術による表面改質は混じりにくいものを混じりやすくする。新時代にふさわしい“和”の技術だ。(京都市下京区)

【兵庫精密工業所・阿倉和哉社長】
 新元号が日本の古典から選ばれたことは喜ばしい。平成時代は成長性の面で日本のイニシアチブが薄れてきたが、新元号のもと誇りを取り戻し、日本の素晴らしさを世界に理解してもらえる時代になってほしい。(神戸市兵庫区)

【シージーケー・下河内一成社長】
 大方の事前予想などから「あ」や「安」で始まると思っていたので、「れ」で始まるのは意外だった。万葉集から取ったのは日本の元号なので良かったと思う。(広島市東区)

【東洋ステンレス研磨工業・門谷豊社長】
 とても考えさせられ初心に返る気持ちになる。「令」にコンプライアンスの重要性を思い、「和」に人の調和や融和を大切にしようとあらためて思っている。(福岡県太宰府市)

【ファインテック・本木敏彦社長】
 「和」の字にあるように争いのない世界であってほしいとの強い思いが伝わる。自国中心主義の動きもある中、元号を通じて日本が平和の先導役として発信してほしい。(福岡県柳川市)
日刊工業新聞2019年4月2日

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