人の周囲360度撮影、業務用カメラの用途
キヤノンマーケティングジャパンが6月に発売
キヤノンマーケティングジャパン(MJ)は、首にかけたカメラで人の周囲360度を撮影できるウエアラブルカメラ「リンクフローFITT360セキュリティー」の販売を6月中旬に始める。四つのカメラを使い、装着者の前方・背後・横の映像を記録する。撮影した映像はWi―Fi(ワイファイ)やLTEを使って伝送できる。警備・公安など現場の状況を本部にリアルタイムで共有することで、事件・事故発生時の迅速な対応や作業支援につながる。
リンクフローFITT360セキュリティーは韓国リンクフロー製で、身体の中で揺れの少ない首周りにカメラを着用することで、振動の少ない安定した映像を撮影可能だという。消費税抜き価格は約35万円から。
公共インフラや警備業界では防犯対策需要が高まり、ネットワークカメラの設置台数が増えているという。だが、壁や天井などに固定するネットワークカメラは、映像に死角が発生する課題があった。そのほか警備業界では、映像を活用した警備の強化・効率化が求められているという。
リンクフローFITT360セキュリティーは韓国リンクフロー製で、身体の中で揺れの少ない首周りにカメラを着用することで、振動の少ない安定した映像を撮影可能だという。消費税抜き価格は約35万円から。
公共インフラや警備業界では防犯対策需要が高まり、ネットワークカメラの設置台数が増えているという。だが、壁や天井などに固定するネットワークカメラは、映像に死角が発生する課題があった。そのほか警備業界では、映像を活用した警備の強化・効率化が求められているという。
日刊工業新聞2019年3月26日