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新日鉄とエアバスの深イイ関係!チタン・鉄鋼で協力拡大へ

新日鉄とエアバスの深イイ関係!チタン・鉄鋼で協力拡大へ

覚書に署名するエアバスのオリヴィエ・コーキール材料部門会長(左)と松木教彰新日鉄住金チタン・特殊ステンレス事業部長(写真はエアバス提供)

 新日鉄住金は6日、欧エアバスとチタンおよび鉄鋼製品の共同研究や供給に関し、協力を拡大する覚書を結んだと発表した。主にエアバスの航空機向けに、チタン合金や特殊鋼・ステンレス製品を長期的に供給できるよう、両社で連携を深めていく。

 新日鉄住金は1997年、エアバスに純チタンシートの供給を開始し、02年からは長期契約により、エアバスが使う純チタンシートの大半を供給。今年1月にはその供給契約を5年間延長した。ただ、エンジンなど基幹部品に使われるチタン合金に比べると、純チタンシートの数量は圧倒的に少なく、しかもその供給の大半は欧米メーカーが占有している。新日鉄住金では今回の覚書の締結により、そこに風穴を開けたいとしている。
日刊工業新聞2015年08月07日 機械・ロボット・航空機面
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
一方のボーイングは、未だ利益の出ていない最新鋭機787の収益性を改善するためチタンの使用削減を検討中との報道も出ています。チタンはアルミと比べ、一般的に6割重く、強度は2倍という話ですが、重たさは飛行機にって致命傷。チタンの特性を出せる部分が航空機の中にどの程度あるのか、気になるところ。

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