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平成最後のサラリーマン川柳は哀愁たっぷり?

第一生命保険が入選100句を発表
 「人生の 余暇はいつくる 再雇用」「メルカリで 妻が売るのは 俺の物」。第一生命保険は22日、第32回サラリーマン川柳コンクールの入選100句を発表した。今年は、企業に65歳以上の定年延長を求める流れなどを受け遠ざかる人生の余暇を嘆く句が目立った。メルカリや会員制交流サイト(SNS)などモノや情報を効率的にシェアする様子を表す句も多数寄せられた。

 定年関連では「再雇用 昨日の部下に 指示仰ぐ」などが入選。SNS関連では「今どきの ホウレンソウは LINEから」などが選ばれた。平成最後となった今回の応募総数は、4万3691句。同日都内で開いた発表式で、同社担当者は平成最後の印象に残る句として入選した「ジュエリーを 平成最後と ねだる妻」を挙げた。またこれまでのコンクールを振り返り、「サラリーマン川柳は時代を映す鏡だ」とした。

 3月15日までインターネットなどで投票を募り上位10句を決めて5月下旬に発表する。
第32回サラリーマン川柳
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
入選作品には昨年の流行語や話題の出来事を織り交ぜた句も多く見受けられました。個人的には「間食を もぐもぐタイムと 正当化」が印象的でした。考え事に間食はつきものです。

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