三菱地所が中規模オフィス開発へ、狙いはスタートアップ企業
デザイン性と快適性にこだわる
三菱地所は数百平方メートル前後の土地に、1フロア100平方―330平方メートルの中規模オフィスで構成するビルを開発・賃貸する事業に乗り出す。デザイン性と快適性にこだわった「CIRCLES」の名称で展開し、第1弾として8―12月に東京都港区や同中央区で3棟を開業する。すでに都心5区を中心に用地取得を進めており、今後5年で計30棟を開発する計画だ。
スタートアップ企業向け小規模オフィスの運営を通じ、オフィスが手狭になった成長企業などのニーズが見込めると判断した。建物にはミーティングスペースやラウンジ、インナーバルコニー、屋上テラスなどを設置。IoT(モノのインターネット)を活用したシステムを構築し、共用スペースや空調・照明などを効率良く使う仕組みも整える。
また、家具付きや独自の内装に仕上げられる家具なしフロアなどを設定。基準階を積み上げる従来のオフィスビルと差別化する。都心の中規模オフィスビルは、これまで雑居ビルを選ばざるを得なかった成長企業や中小企業を中心に需要が拡大している。不動産大手では野村不動産が「PMO」ブランドで積極展開するほか、大京も参入を表明している。
スタートアップ企業向け小規模オフィスの運営を通じ、オフィスが手狭になった成長企業などのニーズが見込めると判断した。建物にはミーティングスペースやラウンジ、インナーバルコニー、屋上テラスなどを設置。IoT(モノのインターネット)を活用したシステムを構築し、共用スペースや空調・照明などを効率良く使う仕組みも整える。
また、家具付きや独自の内装に仕上げられる家具なしフロアなどを設定。基準階を積み上げる従来のオフィスビルと差別化する。都心の中規模オフィスビルは、これまで雑居ビルを選ばざるを得なかった成長企業や中小企業を中心に需要が拡大している。不動産大手では野村不動産が「PMO」ブランドで積極展開するほか、大京も参入を表明している。
日刊工業新聞2019年1月11日