リコーが仕掛ける、スマホのように“進化する”コピー機の狙い
「軽々と企業を変える」
リコーは8日、中小企業の生産性拡大を目的としたプラットフォーム(基盤)事業を23日に始めると発表した。新型複合機(写真)で取り込んだデータを、基盤上のクラウドサービスで処理する。消費税抜きの価格は複合機が94万3000円から、クラウド上の各種アプリケーション(応用ソフト)は月額課金のサブスクリプションモデルで提供する。
同事業は人工知能(AI)付きの光学式文字読み取り装置(OCR)を搭載した複合機とクラウドサービスなどで構成。複合機で読み取ったデータをデジタル化し、これをプラットフォーム上にそろえたアプリを活用することで業務の自動化・省力化につなげる。
アプリは会計など用途別に100本超を用意。今後も外部パートナー企業を募り、アプリの充実化を図る。
山下良則社長はプラットフォーム事業を通じて「デジタルワークプレイス(デジタルを活用した働き方の多様化)を実現させたい」と強調した。
(文=杉浦武士)
同事業は人工知能(AI)付きの光学式文字読み取り装置(OCR)を搭載した複合機とクラウドサービスなどで構成。複合機で読み取ったデータをデジタル化し、これをプラットフォーム上にそろえたアプリを活用することで業務の自動化・省力化につなげる。
アプリは会計など用途別に100本超を用意。今後も外部パートナー企業を募り、アプリの充実化を図る。
山下良則社長はプラットフォーム事業を通じて「デジタルワークプレイス(デジタルを活用した働き方の多様化)を実現させたい」と強調した。
(文=杉浦武士)
日刊工業新聞2019年1月9日掲載