AIで校閲・校正支援、広告制作の自動化進むか
みずほ銀行と凸版印刷は、人工知能(AI)を活用した校閲・校正支援システムの実証実験を開始した。凸版印刷のシステムを導入し、みずほ銀行の広告制作物における校閲・校正業務の自動化を検証する。企業の制作物の校閲・校正業務は、膨大な作業量やノウハウの属人化が課題になっており、その解消が狙いだ。金融業界における校閲・校正業務の自動化の実現を目指す。
同システムはディープラーニング(深層学習)などのAI技術を活用することで検出精度を向上する。従来は検出できなかった助詞や漢字変換などの誤りを表出し、校閲・校正結果を一覧で表示する。顧客ごとのチェックルールに合わせて柔軟にカスタマイズできる。
今後実験結果を基に、みずほ銀行は、広告制作物全般に対して同システムの適用を拡大する予定。凸版印刷も精度向上とサービスの汎用化に取り組む。
同システムはディープラーニング(深層学習)などのAI技術を活用することで検出精度を向上する。従来は検出できなかった助詞や漢字変換などの誤りを表出し、校閲・校正結果を一覧で表示する。顧客ごとのチェックルールに合わせて柔軟にカスタマイズできる。
今後実験結果を基に、みずほ銀行は、広告制作物全般に対して同システムの適用を拡大する予定。凸版印刷も精度向上とサービスの汎用化に取り組む。
日刊工業新聞2018年12月12日