主力分野ではないけれど…シャープの好調な製品とは?

美容と健康への関心追い風に

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AGEsセンサ
 シャープが2017年8月に発売した、老化の原因物質を測定する機器「AGEsセンサ」が好調だ。主力の家電製品とは分野が異なる新規事業にもかかわらず、初年度に約400台を販売した。年商では3億円規模となる。病院や薬局のほか、ローソンなど小売りチェーン大手、トヨタ自動車系列の食堂運営業者などにも納入した。美容と健康への関心を追い風に「20年度に年商10億円を目指す」(同社担当者)考えだ。

 AGEs(最終糖化産物)と呼ばれる老化物質を計測する。指を機器に当てるだけで、年齢に対する同物質の蓄積度合いを、1分以内に測定できる。

 野菜をとらず甘い飲食物をとるなど、血糖値が急激に上がる時にAGEsが蓄積する。血管の機能低下や肌のたるみをもたらすほか、糖尿病やアルツハイマー病にかかりやすくなる。現在、10機関超の病院と連携し、この機器を使い病気のリスクも予見できるか、実証試験を進めている。

日刊工業新聞2018年12月3日

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