運送業界の人手不足に不安感・・・イオンがお歳暮の前倒しを呼びかけ
12月上旬・中旬の配送比率引き下げを狙う
イオンは13日、例年12月に集中する歳暮の配送時期を11月下旬に前倒しするよう呼び掛けるキャンペーンを始めたと発表した。運送業界の人手不足が深刻化する中、歳暮を届ける時期が繁忙期に重ならないよう配慮し、配送の効率化や負担軽減を図る。配送時期を11月21―30日に指定した依頼主と、その届け先のそれぞれ5000件に抽選で4000円相当のカタログギフトをプレゼントする。
同社が取り扱う歳暮の数量は例年、数百万個に上る。配送時期は12月が7割を占め、特に12月上旬と中旬に集中しているため、運送を担う日本郵便などの業者には大きな負担となっている。今回の取り組みを通じて一部を11月下旬に移行させ、早ければ来年には12月配送の比率を5割に引き下げたい考えだ。
同社が取り扱う歳暮の数量は例年、数百万個に上る。配送時期は12月が7割を占め、特に12月上旬と中旬に集中しているため、運送を担う日本郵便などの業者には大きな負担となっている。今回の取り組みを通じて一部を11月下旬に移行させ、早ければ来年には12月配送の比率を5割に引き下げたい考えだ。
日刊工業新聞2018年11月14日