コンビニ各社、中華まんに工夫詰め込む
気温が低下し、温かい食べ物が恋しくなる季節。コンビニ各社が工夫を凝らした中華まんを相次いで市場投入している。中華まんは熱々の商品が手軽に食べられることから、コンビニでも世代を問わない人気商品。一昔前までは豚肉やあんこが主流だったが、チーズやプリンなど具材の種類、味も幅広くなっている。(編集委員・丸山美和)
2017年に中華まんで高いシェアを占める井村屋と協業したファミリーマートは、中華まんの売上高が8月21日の発売から1カ月間で、前年同期間比50%増と伸長した。17年度に井村屋が20億円を投じて生産ラインを刷新したことに加え、「生地を改良したことで『生地だけでもおいしく食べられる』という声が届いている」(ファミリーマート広報)と、生地へのこだわりが好調の要因となっている。チャーシューがごろごろ入った発売中の「ファミマプレミアムチャーシューまん」(消費税込み235円)は、数量、販売期間ともに限定で、年明けまでプレミアムシリーズを順次投入する。
セブン―イレブン・ジャパンは、昨年好評だった「うま辛チーズダッカルビまん」を改良して発売した(同130円)。2種類だったチーズの種類を3種類にし、量も増やした。甘辛のたれがきいた鶏もも肉とチーズソースの濃厚な味が特徴だ。
女性のコンビニ来店数増加を意識しているのはローソン。季節の食材であるカボチャを使った「かぼちゃまん」(同140円)を発売。北海道産のえびすかぼちゃのあんに、カットしたカボチャとクリームチーズを加えた。ほくほくとした食感とクリーミーな味で、女性支持を狙う。人気キャラクターを再現したキャラクターまんも順次発売する。
ミニストップはスイーツ系中華まんを売り出した。昨年人気のあった「まるごとプリンまん」(同108円)に続き、11月9日から、濃厚なチョコレート味のプリンを入れた「まるごとチョコプリンまん」(同108円)を発売する。肉のうまみを楽しめる「極旨肉まん」(同178円)も発売した。
春先まで店頭に並ぶ定番商品以外は、期間限定や数量限定の商品が多い。今後も各店でバラエティーに富んだ商品が並ぶ。
井村屋と協業
2017年に中華まんで高いシェアを占める井村屋と協業したファミリーマートは、中華まんの売上高が8月21日の発売から1カ月間で、前年同期間比50%増と伸長した。17年度に井村屋が20億円を投じて生産ラインを刷新したことに加え、「生地を改良したことで『生地だけでもおいしく食べられる』という声が届いている」(ファミリーマート広報)と、生地へのこだわりが好調の要因となっている。チャーシューがごろごろ入った発売中の「ファミマプレミアムチャーシューまん」(消費税込み235円)は、数量、販売期間ともに限定で、年明けまでプレミアムシリーズを順次投入する。
セブン―イレブン・ジャパンは、昨年好評だった「うま辛チーズダッカルビまん」を改良して発売した(同130円)。2種類だったチーズの種類を3種類にし、量も増やした。甘辛のたれがきいた鶏もも肉とチーズソースの濃厚な味が特徴だ。
旬の食材使用
女性のコンビニ来店数増加を意識しているのはローソン。季節の食材であるカボチャを使った「かぼちゃまん」(同140円)を発売。北海道産のえびすかぼちゃのあんに、カットしたカボチャとクリームチーズを加えた。ほくほくとした食感とクリーミーな味で、女性支持を狙う。人気キャラクターを再現したキャラクターまんも順次発売する。
ミニストップはスイーツ系中華まんを売り出した。昨年人気のあった「まるごとプリンまん」(同108円)に続き、11月9日から、濃厚なチョコレート味のプリンを入れた「まるごとチョコプリンまん」(同108円)を発売する。肉のうまみを楽しめる「極旨肉まん」(同178円)も発売した。
豊富な限定品
春先まで店頭に並ぶ定番商品以外は、期間限定や数量限定の商品が多い。今後も各店でバラエティーに富んだ商品が並ぶ。
日刊工業新聞2018年10月30日