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東急電鉄が横浜に1号店、百貨店とスーパー融合の狙い

 東京急行電鉄は百貨店事業を手がける東急百貨店と、スーパーマーケットを手がける東急ストアが連携した新業態の食料品雑貨売り場(イメージ)を開発した。1店舗目を田園都市線青葉台駅(横浜市青葉区)併設の商業施設「青葉台東急スクエア」で展開。11月9日に改装開店する百貨店運営の食品売り場「青葉台東急フードショー」に出店する。

 百貨店とスーパーマーケットでは従来、想定する客層、商流が異なる。リテール事業再構築の一環で、商品構成や価格設定、陳列など両社の商品販売戦略を融合。高価格商品とプライベートブランド(PB)商品を含む値ごろ感のある商品をそろえられる売り場を実現し、沿線のニーズに合わせて導入を図る。
日刊工業新聞2018年10月8日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
東急電鉄は中期3か年経営計画の重点施策に「リテール事業の再構築(グループ各社のリテール事業の強みやリソースの連携推進による競争力向上)」を掲げており、今回の融合はその一環として進める取り組みだそうです。青葉台東急スクエアにはたまに行くのですが、改装エリアはそう大きくない中で、具体的にどのような品揃えになるのか気になります。

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