パンをしっとりさせるお米のチカラ―「コメピュレ」増産
大潟村あきたこまち生産者協会、設備投資4億円
【秋田】大潟村あきたこまち生産者協会(秋田県大潟村、涌井徹代表、0185・45・2851)は、早ければ年末にも、コメをペースト状に加工した食品素材「コメネピュレ」の生産ラインを増設する。日本政策金融公庫秋田支店、秋田銀行大潟支店から合計4億円の協調融資を受けた。現在は1ラインが稼働し、2015年6月期の売上高は5億円弱。増産により「2―3倍の売り上げを目指す」(涌井代表)としている。
コメネピュレは高い保水力を持つため、小麦パンや米粉パンなどに添加することで、しっとりした食感を持続できる。製パンや製菓メーカーなどから受注の見通しが立ち始めたことから、増産の準備を整えることにした。日本公庫秋田支店、秋田銀大潟支店は協調融資スキームを組成し、同協会の事業展開を支援する。
同協会は家庭消費用、飲食店など業務用米の精米加工・販売業者。14年6月にネピュレ(東京都中央区)と業務提携を締結。「コメネピュレ」の製造販売を始めた。
コメネピュレは高い保水力を持つため、小麦パンや米粉パンなどに添加することで、しっとりした食感を持続できる。製パンや製菓メーカーなどから受注の見通しが立ち始めたことから、増産の準備を整えることにした。日本公庫秋田支店、秋田銀大潟支店は協調融資スキームを組成し、同協会の事業展開を支援する。
同協会は家庭消費用、飲食店など業務用米の精米加工・販売業者。14年6月にネピュレ(東京都中央区)と業務提携を締結。「コメネピュレ」の製造販売を始めた。
日刊工業新聞2015年07月21日 中小企業・地域経済面