ニュースイッチ

イオンがJリーグ「トップパートナー」で地域密着をアピール

店舗でのパブリックビューイングなど活性化に貢献
イオンがJリーグ「トップパートナー」で地域密着をアピール

Jリーグのトップパートナー契約は小売業では初

 イオンは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のトップパートナー契約を結んだ。小売業では初。全国のグループ店舗で試合のパブリックビューイングやサッカー教室、イベントなどを開き地域活性化につなげる。5月下旬に始めたクラブオリジナルデザインの電子マネー「サッカー大好きWAON」の発行も、各クラブと連携して拡大する方針だ。

各クラブ用の電子マネーも


 イオンはプロサッカーJリーグに所属するクラブオリジナルデザインの電子マネー「サッカー大好きWAON(ワオン)」4種類を5月23日から発行した。サポーターがホームスタジアムの売店やホームタウンの加盟店で使うと、クラブが地域で取り組むスポーツ振興や環境保全などに役立てられる「大好きポイント」をためることができる。

 発売日の23日がモンテディオ山形(山形県天童市)と湘南ベルマーレ(神奈川県平塚市)、6月1日がコンサドーレ札幌(札幌市西区)、同27日がベガルタ仙台(仙台市青葉区)。各ホームスタジアムで缶バッジや選手のサイン入りサッカーグッズが当たる抽選応募券付き限定版を発売後、ホームタウン地域にあるイオンで販売する。価格は消費税込みで限定版が400円、通常版が300円。

(2015年05月21日 建設・エネルギー・生活の記事を一部修正)

日刊工業新聞2015年07月17日 建設・エネルギー・生活面
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
JリーグHPによると、トップパートナーはこれまでにキヤノン、アイデム、日本コカ・コーラ、ジェーシービー(JCB)、明治安田生命、コロプラ、ルートインホテルズ、ECCが選ばれており、イオンは9社目となります。

編集部のおすすめ