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エアアジア・ジャパンが中部空港のグランドスタッフ募集。8月に説明会

2016年に就航予定。日本で新しいLCCを立ち上げたい人を求む
エアアジア・ジャパンが中部空港のグランドスタッフ募集。8月に説明会

エアアジア・ジャパン=13年3月 撮影

 2016年の再就航を目指すエアアジア・ジャパンは、中部空港(セントレア)に勤務予定の空港旅客係員(グランドスタッフ)を募集している。8月には説明会を開く。募集しているのは、中部や同社が指定する空港で働く空港旅客係員。職種は2つあり、係員をマネジメントする「ゲスト・サービス・オフィサー」と、一般係員の「ゲスト・サービス・アシスタント」。チェックインカウンターや搭乗口での業務のほか、オフィサーは日常業務の管理や空港所長の補佐、係員の身だしなみチェックなど、アシスタントは安全管理や手荷物事故のフォローなども担う。

 オフィサーは、国際線業務を含む3年以上の接客経験が必須。アシスタントは、1年以上の接客経験が望ましいとしている。サービス精神があり、チームの一員として仕事ができるなどの要件を求めている。いずれも、異動が発生した際、柔軟に対応出来ることが必須となっている。

 同社では、新しいLCC(低コスト航空会社)を日本で立ち上げたいという思いや、グローバルな環境で前向きにチャレンジし、個性を発揮したい人を求めているという。また、LCCらしくコストを常に意識する姿勢も重視している。

 説明会は8月1日と2日の2日間、中部地域で開催する。同社は運航乗務員や客室乗務員の経験者、整備士などの職種も募集中。今後は未経験の客室乗務員も募集する。いずれの職種も、同社ウェブサイトに応募要領が掲載されており、所定の書類をメールで送付する。選考は書類審査を経て、一次面接と二次面接を行う。

 新エアアジア・ジャパンは2014年7月、楽天などと共に日本市場へ再参入することを表明。機材はエアバスA320型機(180席)が当初2機で、エアアジア・グループから新造機をリース導入する。現時点では、24時間運用できる中部空港が拠点となる見通し。就航時期は当初今夏を目指していたが、2016年を予定している。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
16年に就航見通しの新エアアジア・ジャパンが、セントレア勤務のグランドスタッフを募集。8月には説明会を開きます。 こうした情報から、断片的ながらも企業が採りたい人材像や、どういった航空会社にしていきたいのかが見えてくるので興味深いです。

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