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EVの開発スピード向上をお助け、車台をレンタル

オリックス・レンテックなど提供
EVの開発スピード向上をお助け、車台をレンタル

電気自動車(EV)のプラットフォーム

 オリックス・レンテック(東京都品川区、井尻康之社長、03・3473・7561)とGLM(京都市左京区、小間裕康社長、0774・39・8822)は14日、電気自動車(EV)のプラットフォーム(車台、写真)をレンタルするサービスを始めたと発表した。EV向けの部品や素材を開発するメーカーに対し、試作品を搭載してテストする研究開発車両として提案する。メーカーはテスト車両を自社開発する必要がなくなり、開発スピード向上やコスト低減につながる。

 京都大学発のEVベンチャー企業のGLMが開発・製造したプラットフォームを、オリックス・レンテックがレンタルする。EV向け部品や素材を開発する上での課題やその解決方法などをアドバイスするサポートサービスも提供する。

 料金は、サポートサービス込みで5年契約の場合は月14万3000円(消費税抜き)。年6台程度の利用を目指す。
日刊工業新聞2018年8月15日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
文中に登場のGLMは京大の京都電気自動車プロジェクトを母体として2010年に創業した EV メーカー。2015年には、日本初となるスポーツ EV の「トミーカイラ ZZ」の量産化に成功しています。

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