トヨタが一気に200万台に、来年の「電動車」生産
主要部品メーカーに伝える
トヨタ自動車が2019年(暦年)にハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の生産・販売台数(ダイハツ工業、日野自動車を除く)で、200万台規模を計画していることが明らかになった。主要部品メーカーに伝えた。17年に販売した過去最高の約152万台(前年比約8%増)から3割強増の約50万台を上積みする。環境規制などを背景に、市場が拡大する電動車の体制整備を急ぐ。
トヨタは3日に発表した18年の生産・販売計画とは別に、主要部品メーカーに19年の単体の生産・販売計画を通達した。HVとPHVの生産計画は19年に205万台(18年計画比43万台増)で、そのうち国内で124万台、海外で81万台を担う見込み。トヨタは20年までに電動車の販売台数150万台を掲げていたが、17年に3年前倒しで達成しており、さらに拡販する。
19年には小型車「カローラ」「レビン」のPHVを中国で生産・販売し、新エネルギー車(NEV)規制に対応する。
世界各国で強化される環境規制などを見据え、トヨタは25年ごろまでにすべての車種に電動モデルを設定する計画で、ラインアップを拡充する。
トヨタは3日に発表した18年の生産・販売計画とは別に、主要部品メーカーに19年の単体の生産・販売計画を通達した。HVとPHVの生産計画は19年に205万台(18年計画比43万台増)で、そのうち国内で124万台、海外で81万台を担う見込み。トヨタは20年までに電動車の販売台数150万台を掲げていたが、17年に3年前倒しで達成しており、さらに拡販する。
19年には小型車「カローラ」「レビン」のPHVを中国で生産・販売し、新エネルギー車(NEV)規制に対応する。
世界各国で強化される環境規制などを見据え、トヨタは25年ごろまでにすべての車種に電動モデルを設定する計画で、ラインアップを拡充する。
日刊工業新聞2018年8月6日