ブランド品の偽物はAIが退治!
アプレとNECが連携、9月にサービス提供へ
アプレ(東京都台東区、海津敦社長、03・5817・8180)とNECは、人工知能(AI)を活用した高級ブランド品の真贋(しんがん)判定で連携した。アプレが保有する高級ブランド品の真贋判定技術と、部材などの個体識別で実績を持つNECの物体指紋認証技術を組み合わせた新しい真贋判定の仕組みを開発。高級ブランドの中古品や並行輸入品などの二次流通市場を対象に、9月からアプレが「TALグレーディングレポート発行サービス」として提供する。
グレーディングレポートは、アプレの真贋基準を満たした対象商品の状態をランクと定量的な数値で評価し可視化した報告書。模倣品の流通防止や適正な価格での取引に役立つが、鑑定人の不足や現品と鑑定書とのすり替わりなどが課題となっている。
新サービスはアプレによる高級ブランド品の真贋判定結果をグレーディングレポートとして発行し、NECの「ガジル個体識別サービス」によって現品の画像と関連付けて管理する。
二次流通市場で商品を出展・販売する専門業者や個人の利用を想定する。取扱商品の真贋判定結果に基づいて発行・管理されるグレーディングレポートの提供を受けることで、以後の取引の際に専門家による再鑑定が不要となる。鑑定コストの削減やすり替わりの防止につなげ、取扱商品の販売促進に貢献する。
グレーディングレポートは、アプレの真贋基準を満たした対象商品の状態をランクと定量的な数値で評価し可視化した報告書。模倣品の流通防止や適正な価格での取引に役立つが、鑑定人の不足や現品と鑑定書とのすり替わりなどが課題となっている。
新サービスはアプレによる高級ブランド品の真贋判定結果をグレーディングレポートとして発行し、NECの「ガジル個体識別サービス」によって現品の画像と関連付けて管理する。
二次流通市場で商品を出展・販売する専門業者や個人の利用を想定する。取扱商品の真贋判定結果に基づいて発行・管理されるグレーディングレポートの提供を受けることで、以後の取引の際に専門家による再鑑定が不要となる。鑑定コストの削減やすり替わりの防止につなげ、取扱商品の販売促進に貢献する。
日刊工業新聞2018年7月31日