「中小企業×インターネット」ネッパン協議会は生態系を作れるか!?
ホームページを持つ中小約200万社のうち、約190万社がうまく活用できていない状況を変える
オプトホールディング(HD)とヤフー、ソウルドアウト(東京都千代田区)、慶応義塾大学の上山信一教授らは14日、「中小・地方・成長企業のためのネット利活用による販路開拓協議会(ネッパン協議会)」を設立したと発表した。中小企業がインターネットを利活用した販売力強化を支援するための協力体制を構築する。5年間で10万社以上の支援を目指す。
ネッパン協議会の名誉理事に就任した平将明内閣府副大臣は同日、東京都内で開いた会見で「ITの利活用を通じて中小企業を支える”生態系“を作ってもらいたい」と期待を寄せた。同協議会はIT企業や中小企業、金融機関、中小企業支援団体などが協力し合い、中小企業が成長するためのネット利活用を支援する。14日から中小企業を対象とした一般会員と悩みを解決する立場にある行政機関、金融機関を対象に、特別会員の申し込みをそれぞれ開始した。
具体的な活動としては、一般会員企業の悩みを解決するための相談サービスを核とする。そのほか、ネットを活用する企業への視察、ネット通販を展開する百貨店や専門店との商談会開催などを通じて、販路拡大に悩みを持つ中小企業のためにネット利活用で解決方法を提案する。
代表理事の鉢嶺登オプトHD社長は「ホームページを開設する中小企業約200万社のうち、約190万社がうまく活用できていない。こうした企業にネット利活用を支援することで成長を促したい」と意欲をみせた。
ネッパン協議会の名誉理事に就任した平将明内閣府副大臣は同日、東京都内で開いた会見で「ITの利活用を通じて中小企業を支える”生態系“を作ってもらいたい」と期待を寄せた。同協議会はIT企業や中小企業、金融機関、中小企業支援団体などが協力し合い、中小企業が成長するためのネット利活用を支援する。14日から中小企業を対象とした一般会員と悩みを解決する立場にある行政機関、金融機関を対象に、特別会員の申し込みをそれぞれ開始した。
具体的な活動としては、一般会員企業の悩みを解決するための相談サービスを核とする。そのほか、ネットを活用する企業への視察、ネット通販を展開する百貨店や専門店との商談会開催などを通じて、販路拡大に悩みを持つ中小企業のためにネット利活用で解決方法を提案する。
代表理事の鉢嶺登オプトHD社長は「ホームページを開設する中小企業約200万社のうち、約190万社がうまく活用できていない。こうした企業にネット利活用を支援することで成長を促したい」と意欲をみせた。
日刊工業新聞2015年07月15日 3面