海自向け音響測定艦、29年ぶりに受注した造船メーカー
三井E&S造船、約183億で
三井E&Sホールディングス(HD、旧三井造船)傘下の三井E&S造船(東京都中央区)は、防衛省から海上自衛隊向けの音響測定艦1隻を受注した。契約額は183億2220万円。就役は2021年春の見通し。周辺海域を監視し、各種兆候を早期に察知する態勢強化に貢献する。三井E&S造船が音響測定艦を建造するのは約29年ぶりという。
受注したのは海洋における潜水艦などの音響情報を収集する「ひびき」型の3番艦(基準排水量約2900トン)。三井E&S造船の玉野事業所(岡山県玉野市)で建造する。同社は1番艦を91年に、2番艦を92年にそれぞれ竣工しており、それ以来となる。
受注したのは海洋における潜水艦などの音響情報を収集する「ひびき」型の3番艦(基準排水量約2900トン)。三井E&S造船の玉野事業所(岡山県玉野市)で建造する。同社は1番艦を91年に、2番艦を92年にそれぞれ竣工しており、それ以来となる。
日刊工業新聞2018年5月21日