企業力ランキング、トヨタ4年連続首位。上位の顔ぶれは?
車3社「存在感」示す
日刊工業新聞社は主要上場企業を対象とした「第13回企業力ランキング」(経済産業省後援)の結果をまとめた。トヨタ自動車が総合79・7点を獲得し、4年連続で首位に輝いた。自動車は3位にホンダ、9位に日産自動車がランクインし、存在感を示した。景気回復を受け、全体の平均点は34・6点(前回34・0点)に上がった。
企業力ランキングは、アンケートに基づく定性評価と直近3期の業績に基づく定量評価(収益性・安定性)を合わせて総合的に評価する。これによって、業績だけでは把握が難しい“真に力のある企業”を選出する。
今回は業種別の平均点が、製造業34・5点(前回33・7点)、非製造業35・1点(同32・4点)だった。全業種平均でアンケートは20・5点(同20・2点)、収益性は8・8点(同7・9点)、安定性は5・3点(同5・8点)と高水準を維持した。背景には安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による景気の拡大がある。
トップ10には車3社がランクインした。トヨタと日産は2017年3月期に営業減益だったが、15年3月期、16年3月期とも増益だった。一方、ホンダは2期連続で営業減益だったが、17年3月期に増益に転じた。各社、アンケートの得点も高かった。
トップ10の顔ぶれはほぼ変わらなかった。トヨタ、キヤノンは05年の調査開始以来、13年連続でランクイン。日立製作所と信越化学工業は7年連続、JTは6年連続、NTTは5年連続、パナソニックと日産は3年連続でランクインしている。
富士フイルムホールディングスは11年ぶりに返り咲いた。順位に変動はあるものの、上位の企業は業績が好調なうえ、経営改革を推し進めている。
<16位以降の順位はこちら(日刊工業新聞社電子版)>
企業力ランキングは、アンケートに基づく定性評価と直近3期の業績に基づく定量評価(収益性・安定性)を合わせて総合的に評価する。これによって、業績だけでは把握が難しい“真に力のある企業”を選出する。
今回は業種別の平均点が、製造業34・5点(前回33・7点)、非製造業35・1点(同32・4点)だった。全業種平均でアンケートは20・5点(同20・2点)、収益性は8・8点(同7・9点)、安定性は5・3点(同5・8点)と高水準を維持した。背景には安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による景気の拡大がある。
トップ10には車3社がランクインした。トヨタと日産は2017年3月期に営業減益だったが、15年3月期、16年3月期とも増益だった。一方、ホンダは2期連続で営業減益だったが、17年3月期に増益に転じた。各社、アンケートの得点も高かった。
トップ10の顔ぶれはほぼ変わらなかった。トヨタ、キヤノンは05年の調査開始以来、13年連続でランクイン。日立製作所と信越化学工業は7年連続、JTは6年連続、NTTは5年連続、パナソニックと日産は3年連続でランクインしている。
富士フイルムホールディングスは11年ぶりに返り咲いた。順位に変動はあるものの、上位の企業は業績が好調なうえ、経営改革を推し進めている。
<16位以降の順位はこちら(日刊工業新聞社電子版)>
日刊工業新聞2017年10月17日