“雰囲気の可視化”で何がわかる?IoTセンサー活用し、会話の盛り上がり実証
みずほ情報総研、ヤフーのコラボレーション施設「LODGE」で
みずほ情報総研(東京都千代田区、西沢順一社長、03・5281・7500)は、IoT(モノのインターネット)センサーを活用して、会話の盛り上がりを把握する実証実験に取り組む。ヤフーと協力し、ヤフーのコラボレーション施設「LODGE」(東京都千代田区)で行う。期間は11月30日まで。
LODGEは広さ1330平方メートルのオープンな施設。LODGE内の打ち合わせスペースの一部に赤外線の人感センサーと音声周波数成分分析器を設置する。
これにより会話の盛り上がりを計測し、インテリアやレイアウトの変更など環境の変化が意思疎通にどんな影響を及ぼすかについて検証する。
赤外線による人数カウントや音声の周波数分析による会話の盛り上がりを定量的に分析する仕組みは、みずほ情報総研が開発した。音声はIoTセンサーで細切れに受信し、すぐに周波数データへ変換する。変換後、受信した音声はすぐに消去されるため、端末には保存されず、会話の内容も復元できないとしている。
LODGEは広さ1330平方メートルのオープンな施設。LODGE内の打ち合わせスペースの一部に赤外線の人感センサーと音声周波数成分分析器を設置する。
これにより会話の盛り上がりを計測し、インテリアやレイアウトの変更など環境の変化が意思疎通にどんな影響を及ぼすかについて検証する。
赤外線による人数カウントや音声の周波数分析による会話の盛り上がりを定量的に分析する仕組みは、みずほ情報総研が開発した。音声はIoTセンサーで細切れに受信し、すぐに周波数データへ変換する。変換後、受信した音声はすぐに消去されるため、端末には保存されず、会話の内容も復元できないとしている。
日刊工業新聞2017年10月16日