九州工業大、ロボ分野のグローバル人材育成で10月から専門講座
応募が殺到した宇宙工学国際コースの続け!
九州工業大学は10月から英語だけで教育する大学院向けのロボット教育プログラム「先進的支援ロボット工学国際コース」を始める。日本人学生と修士・博士6人の国費留学生を対象とし、ロボット・自動車産業で活躍するグローバル人材育成を目指す。2年前に開設した宇宙工学国際コースが好調で、留学生の出身国など多様性も広がったため、北九州地域のもう一つの特色分野で実施する。
新コースは若松キャンパス(北九州市若松区)にある大学院生命体工学研究科に設置する。すでに同地の北九州学術研究都市では早稲田大学、北九州市立大学との連携大学院「インテリジェントカー・ロボティクスコース」を設置。同コースの日本人学生と新コースの学生の交流による国際化推進も期待する。留学生については、市場拡大が期待されるインドや東欧から迎え、日本企業への就職につなげる。
先例となる九州工大の宇宙工学国際コースは13年4月の開設。6人の枠に対して、応募は80人を越えた。人工衛星を打ち上げていない国に絞った結果、カザフスタンやアフリカ諸国の留学生を迎え、多様性がさらに広がったという。
新コースは若松キャンパス(北九州市若松区)にある大学院生命体工学研究科に設置する。すでに同地の北九州学術研究都市では早稲田大学、北九州市立大学との連携大学院「インテリジェントカー・ロボティクスコース」を設置。同コースの日本人学生と新コースの学生の交流による国際化推進も期待する。留学生については、市場拡大が期待されるインドや東欧から迎え、日本企業への就職につなげる。
先例となる九州工大の宇宙工学国際コースは13年4月の開設。6人の枠に対して、応募は80人を越えた。人工衛星を打ち上げていない国に絞った結果、カザフスタンやアフリカ諸国の留学生を迎え、多様性がさらに広がったという。
日刊工業新聞2015年03月18日 科学技術・大学面