エア・ドゥ、「札幌-広島」わずか2年で撤退
ANA便が復活
エア・ドゥ(ADO)は、札幌-広島線を10月28日を最後に廃止する。2015年10月の就航から2年での撤退で、エア・ドゥが就航前に運航していた全日本空輸(ANA)が同路線を復活させる。
エア・ドゥは2015年10月25日に、札幌-広島線を1日1往復で開設。機材はボーイング737-700型機(1クラス144席)を使用している。同社の広島乗り入れは初めてで、最西端の就航地となった。また、同日から中部空港(セントレア)への乗り入れも開始し、札幌線と函館線の2路線を開設し、3路線ともANAとコードシェア(共同運航)を実施している。
2016年度の座席利用率(ロードファクター)は、全路線平均69.7%(前年度比6.7ポイント上昇)に対し、同路線は64.8%(4.0ポイント上昇)で、全12路線中9位。同日開業の函館-中部線は68.2%(5.7ポイント上昇)で5位、札幌-中部線は67.8%(19.4ポイント上昇)で7位だった。1位は札幌-仙台線の77.0%(2.8ポイント上昇)、最下位は札幌-岡山線の60.6%(1.8ポイント上昇)だった。
冬ダイヤではこのほか、羽田-札幌線の深夜便運航や、羽田-旭川線、女満別線の機材を繁忙期に大型化し、札幌-仙台線と札幌-中部線の減便を計画。機材は中型機の767-300ER(286席と289席)と767-300(1クラス288席)が各2機ずつ、小型機の737-700が9機の計13機体制で、11路線を1日33往復(深夜便運航時は34往復)運航する。
札幌-仙台線と中部線は、10月29日から1往復ずつ減便。仙台線は現在の1日5往復を同4往復に、中部線は1日3往復を同2往復に減らす。エア・ドゥによると、乗員繰りや夜間駐機の関係で広島からの撤退と、2路線の減便を決めたという。
エア・ドゥの広島撤退に伴い、ANAは10月29日から広島-札幌線を再開。エア・ドゥとのコードシェアは実施しない。機材は2015年10月24日まで投入していた、ボーイング737-800型機(2クラス167席:プレミアムクラス8席、普通席159席)で運航する。
エア・ドゥは2015年10月25日に、札幌-広島線を1日1往復で開設。機材はボーイング737-700型機(1クラス144席)を使用している。同社の広島乗り入れは初めてで、最西端の就航地となった。また、同日から中部空港(セントレア)への乗り入れも開始し、札幌線と函館線の2路線を開設し、3路線ともANAとコードシェア(共同運航)を実施している。
2016年度の座席利用率(ロードファクター)は、全路線平均69.7%(前年度比6.7ポイント上昇)に対し、同路線は64.8%(4.0ポイント上昇)で、全12路線中9位。同日開業の函館-中部線は68.2%(5.7ポイント上昇)で5位、札幌-中部線は67.8%(19.4ポイント上昇)で7位だった。1位は札幌-仙台線の77.0%(2.8ポイント上昇)、最下位は札幌-岡山線の60.6%(1.8ポイント上昇)だった。
冬ダイヤではこのほか、羽田-札幌線の深夜便運航や、羽田-旭川線、女満別線の機材を繁忙期に大型化し、札幌-仙台線と札幌-中部線の減便を計画。機材は中型機の767-300ER(286席と289席)と767-300(1クラス288席)が各2機ずつ、小型機の737-700が9機の計13機体制で、11路線を1日33往復(深夜便運航時は34往復)運航する。
札幌-仙台線と中部線は、10月29日から1往復ずつ減便。仙台線は現在の1日5往復を同4往復に、中部線は1日3往復を同2往復に減らす。エア・ドゥによると、乗員繰りや夜間駐機の関係で広島からの撤退と、2路線の減便を決めたという。
エア・ドゥの広島撤退に伴い、ANAは10月29日から広島-札幌線を再開。エア・ドゥとのコードシェアは実施しない。機材は2015年10月24日まで投入していた、ボーイング737-800型機(2クラス167席:プレミアムクラス8席、普通席159席)で運航する。