光に声を乗せて ダイバー向け水中会話装置、沖縄海洋工機が発売
沖縄海洋工機開発(沖縄県豊見城市)は、水中で可視光に音声を乗せて通信する無線機器「M1」を開発、発売した。音声の波長を発光ダイオード(LED)ライトの点滅に変換することで水中でも安定して通信できる。ダイビングショップや水難救助の訓練機関向けに販売する。
価格は送信機1台と受信機4台で消費税抜きで1セット35万円。発話者はマイクにつながった懐中電灯状のLEDの光を受信機の受光部に当てる。受信機で音声に再変換して骨伝導式スピーカーを通して音声を伝える。機器はフルフェイスマスクなどにも付けられる。
ダイビング中は手書きボードでやりとりすることが多いが、同機器で意思疎通を図りやすくする。
送信部の光は1秒間に100万―150万回点滅し、点滅パターンで音声をデータ化する。沖縄の海やプールなど透明度が高い水中では、距離10メートル程度まで通信できる。水族館での水中と地上との水槽越しの会話も可能。
現在はレジャー用・訓練用とも同じ仕様だが、今後はチャンネル切り替えや録音機能など、用途に応じた機能特化を進める考え。
価格は送信機1台と受信機4台で消費税抜きで1セット35万円。発話者はマイクにつながった懐中電灯状のLEDの光を受信機の受光部に当てる。受信機で音声に再変換して骨伝導式スピーカーを通して音声を伝える。機器はフルフェイスマスクなどにも付けられる。
ダイビング中は手書きボードでやりとりすることが多いが、同機器で意思疎通を図りやすくする。
送信部の光は1秒間に100万―150万回点滅し、点滅パターンで音声をデータ化する。沖縄の海やプールなど透明度が高い水中では、距離10メートル程度まで通信できる。水族館での水中と地上との水槽越しの会話も可能。
現在はレジャー用・訓練用とも同じ仕様だが、今後はチャンネル切り替えや録音機能など、用途に応じた機能特化を進める考え。
日刊工業新聞社2017年9月8日