創立60周年に向け名車「ダットサンフェアレディ」の復元に挑む
中電オートリースが若手のメカニックの技術力向上狙う
半世紀前の名車、復活へ―。中電オートリース(名古屋市南区、渡邉穣社長)は、創立60周年記念事業の一環で日産自動車の小型スポーツカー「ダットサンフェアレディ」(1968年製)のレストア(復元)に挑んでいる。中部電力グループのリース車両整備などが主力の中電オートリース。レストアを通じて技術の維持、向上を図る。
レストアは16年10月に始めた。20―30代の若手のメカニック約10人が中心となり、平日の終業後や土曜日に作業している。
60周年にかけて「本当は60年前の車をレストアしたかった」(有田人司理事)が部品の調達環境を考慮しダットサンフェアレディを選んだ。同車は今でもファンクラブや専門のレストア業者があるほどで、旧車にしては部品調達がしやすいという。
別の車の一部を継ぎはぎした修理跡があったり、シャシーとボディーのずれがあったりとトラブルは絶えないが、チーム一丸となり一歩一歩進んでいる。創立記念日の10月21日までに車検を通過させ、記念式典で走る姿を披露する計画だ。
レストアは16年10月に始めた。20―30代の若手のメカニック約10人が中心となり、平日の終業後や土曜日に作業している。
60周年にかけて「本当は60年前の車をレストアしたかった」(有田人司理事)が部品の調達環境を考慮しダットサンフェアレディを選んだ。同車は今でもファンクラブや専門のレストア業者があるほどで、旧車にしては部品調達がしやすいという。
別の車の一部を継ぎはぎした修理跡があったり、シャシーとボディーのずれがあったりとトラブルは絶えないが、チーム一丸となり一歩一歩進んでいる。創立記念日の10月21日までに車検を通過させ、記念式典で走る姿を披露する計画だ。