「天草大王」に「一文字ぐるぐる」…。熊本復興の味をホテルビュッフェで

インターコンチネンタルがプロモーション

 ホテル・インターコンチネンタル・東京ベイが、ビュッフェレストランの「シェフズ ライブ キッチン」で、熊本の食材をふんだんにつかったオリジナル料理を提供する「日本を味わおう第8弾・熊本プロモーション」を開催している。

 熊本県には、一度絶滅した地鶏を10年掛けて復元した「天草大王」や、塩分の多い干拓地で栽培することで、独特の食感や味を生む「塩玉ねぎ」や「塩トマト」などユニークな食材が数多い。ホテル・インターコンチネンタル・東京ベイでは、これらの食材を生かし、オリジナルメニューを開発し、熊本の食材を積極的に消費することで、復興支援につなげる。
               

 熊本はトマトの出荷量が日本一。今回、ホテル・インターコンチネンタル・東京ベイがオリジナルメニューに採用したのが、塩トマトだ。塩トマトは主に八代市の塩分濃度が高い干拓地で栽培されるトマトで、水分を十分吸収できないため、小ぶりで、ぎゅっと実が詰まっているのが特徴。

 フルーツトマトは糖度を上げるため、最小限の水しかやらずに栽培するが、塩トマトも水分が少ないので、非常に糖度が高く、甘い。さらに海水のミネラル分で、ほんのり酸味がある。塩玉ねぎはこの塩トマトから着想を得て、生産農家が独自に栽培法を編み出したもの。玉ねぎの葉に塩水を散布することで、生で食べても梨のような独特の甘さがある。

 シェフズ ライブ キッチンでは、塩トマトや塩玉ねぎ、天草大王を生かした「コラーゲンたっぷり天草大王となすの塩トマトスープ」を味わうことができる。
塩トマトや塩玉ねぎを使ったスープ

 このほか、春雨「辛子レンコン」や、一文字という分葱の一種を巻くようにしばり、酢味噌をかける「一文字ぐるぐる」など、ホテルのビュッフェではあまり見かけない、熊本県の郷土料理も並ぶ。また、スイカやメロンなど、熊本を代表する果物は、スイーツで味わえる。

 今回のプロモーションのため、ホテル・インターコンチネンタル・東京ベイの佃勇料理長は、熊本の食材を発掘するため、3月に4日間熊本を訪れ、生産者などを訪問。生産者と話しながら、メニューを考案した。

 佃料理長は「熊本の食材を召し上がって頂くことで復興支援につなげたい」と話す。プロモーションは7月13日までで、期間中は募金箱を設置し、熊本城の復興を支援する。
熊本名物の太平燕

ニュースイッチオリジナル

高屋 優理

高屋 優理
05月19日
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塩トマトや塩玉ねぎを初めて知りましたが、東京ではなかなか手に入らないようで、貴重な食材とのこと。熊本の奥深さを知りました。

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