トヨタが初の3気筒ガソリンエンジンを投入へ

「1500ccながら2000ccぐらいのパワーが出る」(トヨタ幹部)

 トヨタ自動車は2020年をめどに、低燃費化策の一環として、同社初となる3気筒ガソリンエンジンを投入する。排気量は1500ccで、新設計思想「TNGA」に基づき開発する新エンジン群の一種。「ヴィッツ」など小型車に搭載している同クラスの直列4気筒エンジンの後継機種となる。気筒数を減らし低燃費化する。出力と燃費性能を両立した新エンジンを、小型車にも展開し商品競争力を高める。

 新エンジンは現行の排気量1200―1500cc「NR型」(前モデルの「NZ型」を含む)の後継。3気筒エンジンは子会社のダイハツ工業が開発・生産する同1000cc「KR型」がある。トヨタ車にも搭載されているが、トヨタ本体で手がけるのは初めて。

 新エンジンは同1500ccながら「2000ccぐらいのパワーが出る」(トヨタ幹部)性能を持つ。搭載車種は未定だがTNGAに基づき刷新し、20年頃に導入予定の小型車用車台「Bプラットフォーム」採用車を中心に搭載する。

 生産は愛知県内の工場で始め、小型車生産拠点であるトヨタ自動車東日本(TMEJ、宮城県大衡村)でも「いずれつくることになる」(トヨタ幹部)。TMEJは現在ハイブリッド車(HV)「アクア」などに搭載するNZ型を生産している。

日刊工業新聞2017年3月7日

日刊工業新聞 記者

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03月14日
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新開発の同1500ccは基本的には、TNGAに基づく新エンジン群の最小排気量とする。3気筒エンジンは、日産自動車が小型車「マーチ」に搭載する同1200cc、ホンダが軽自動車向けに同658ccを持つ。トヨタはグループにダイハツがあることもあり、開発はしていなかった。
(日刊工業新聞名古屋支社・伊藤研二)

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