攻めるロボットのシステムインテグレーター

ケイズベルテック、都内に拠点。

 ケイズベルテック(東京都足立区、里薗勝成社長)は、10月ごろをめどにロボットシステム構築(SI)用の新工場と展示場を設ける。計6億―7億円程度を投じ、本社工場の近隣に建屋を建設する計画。生産、システム展示のほか設計の機能も持たせ、ロボットSIの専用拠点とする。2017年から本格始動したロボット関連事業の強化が目的。同事業で18年5月期に売上高2億円を目指す。

 面積900平方メートル前後の用地に3階建ての新社屋を建築する。手狭になりつつある本社工場からロボットシステムの生産機能を移管し、供給力を底上げすることが狙い。また、同社初となるロボット関連の展示場も上階に設ける。川崎重工業の双腕型水平多関節(スカラ)ロボ「デュアロ」やパラレルリンクロボ「Yシリーズ」のほか、自社製のロボットも設置予定。これらと主力製品の搬送装置などを用いシステム化し、主要ターゲットの食品メーカーが見学や実機テストを行えるようにする。

 ケイズベルテックは食品業界向けのコンベヤー類が主力。搬送系をはじめ工場自動化(FA)関連の制御技術を持つ。人手不足に直面する同業界向けに提案力を高めるべく、ロボットSIを開始。拠点新設により、事業の拡大を加速させる。

日刊工業新聞2017年3月3日

石橋 弘彰

石橋 弘彰
03月03日
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産業用ロボットを使ったシステム構築を担うSIの動きが活発だ。だが、サービス系のロボットを扱うSIの動きはあまり目立たない。サービスロボットは成長市場と言われる。今のうちにSIの地位を築けば、この分野が急成長したときの報酬が大きくなる。

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