新規事業や市場開拓に挑む旬な起業家が勢ぞろい

新たに「ベンチャーキャピタリスト奨励賞」を新設

 中小企業基盤整備機構は6日、東京都港区の虎ノ門ヒルズで「ジャパンベンチャーアウォード(JVA)2017」の表彰式を開いた。経済産業大臣賞にはノーベルファーマを選んだ。希少疾病薬という、市場規模が小さいにもかかわらず、ハイリスクな開発に粘り強く挑戦していく経営姿勢、開発に特化するビジネスモデル、及び社会への貢献度が高く評価された。
 塩村仁社長は「会社をはじめるにあたって、多額の資金を提供してくれた企業や関係省庁・機関、社員、共同開発を進める専門家の皆さんに感謝したい。会社では“有言実行”を推奨しており、JVAに応募する際に社員の前で『経済産業大臣賞を獲る』と言ってきた。これから起業する方はより多くの人の前で宣言することをお勧めしたい」と謝辞を述べた。
ノーベルファーマの塩村仁社長


経産大臣賞以外の受賞者は次の通り。
【中小企業庁長官賞】
岩元 美智彦氏    日本環境設計株式会社 代表取締役会長 
森 有一氏      メビオール株式会社 代表取締役社長     
【中小機構理事長賞】
岩渕 拓也氏    セルスペクト株式会社 代表取締役 
佐藤 輝明氏     株式会社STG 代表取締役社長
徐 剛氏      株式会社三次元メディア 取締役代表執行役社長
【東日本大震災復興賞】
富山 泰庸氏    ロッツ株式会社 代表取締役 
【JVA審査委員長賞】
山田 敏夫氏    ライフスタイルアクセント株式会社 代表取締役 
【eコマース推進特別賞】
木下 勝寿氏    株式会社北の達人コーポレーション 代表取締役社長
【技術イノベート特別賞】
藤森 直治氏    株式会社イーディーピー 代表取締役社長 

 また今年より優れたベンチャーキャピタリストを表彰する「ベンチャーキャピタリスト奨励賞」が新設され、21名の自薦・他薦の中より3名が選ばれた。

【ベンチャーキャピタリスト奨励賞】
長谷川 宏之氏  三菱UFJキャピタル株式会社 理事・ライフサイエンス室長
東 明宏氏   株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
丸山 聡氏  ベンチャーユナイテッド株式会社  ベンチャーキャピタリスト

 審査委員長の長谷川博和・早稲田大学大学院教授が「応募企業がいずれもハイレベルで例年以上に審査に悩まされ、ベンチャーの層の厚さと勢いを実感した。傾向としては、農業や介護など収益性の低い分野にビッグデータやAIで革新をもたらそうとする取り組みと、地域に眠っている資産を生かす地方再生の取り組みの2つが注目された。新設のベンチャーキャピタリスト奨励賞は、ベンチャーエコシステムに貢献した人や、若手のオピニオンリーダーを選んだ」と講評した。

 JVAは、創業おおむね15年以内で、同賞は新規事業や市場開拓に挑む起業家を表彰する表彰制度。00年にスタートし、毎年実施され、今年で16回目を迎えた。「社会性」「先進性」「革新性」「地域性」「国際性」「技術性」などに優れた事業を行っている起業家とそれを支えるキャピタリストを募集する。
   


 過去の受賞企業ピックアップ記事
▼Japan Venture Award 2016 中小企業庁長官賞受賞 遠藤商事・Holdings.
http://newswitch.jp/p/4142
▼Japan Venture Award 2016 東日本大震災復興賞受賞 TBM
http://newswitch.jp/p/4277

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