「本命」じゃない相手にはラグビーボール型チョコを
チョコの形によって与える印象が変わる!?
今日はバレンタインデー。職場や学校のあちこちでチョコをめぐる大小さまざまなドラマが繰り広げられている。ただ、義理チョコを本命と勘違いすると悲劇が始まる。「あなたは本命」「あなたは義理」「あなたはキープくん」と、チョコに込めたメッセージは正しく伝え、理解させねばならない。
熊本県立大学の石橋賢講師は感性情報の研究成果を基に、円すいやハート形など、チョコの形がもたらす「甘い」「高級」などの印象を明らかにした。石橋講師は、「『かわいい』『甘い』など、複合的な印象を想起させると、特別感を演出できる」と説明する。
反対に「本命かも」と少しでも思ってほしくない相手に適した、義理チョコ感あふれる形状もある。例えば適度な丸みは高級さを演出するが、ラグビーボールのような楕円(だえん)球では損なわれる。「チョコがもたらす誤解がなくなれば、社内の生産性が改善するかもしれない」。
熊本県立大学の石橋賢講師は感性情報の研究成果を基に、円すいやハート形など、チョコの形がもたらす「甘い」「高級」などの印象を明らかにした。石橋講師は、「『かわいい』『甘い』など、複合的な印象を想起させると、特別感を演出できる」と説明する。
反対に「本命かも」と少しでも思ってほしくない相手に適した、義理チョコ感あふれる形状もある。例えば適度な丸みは高級さを演出するが、ラグビーボールのような楕円(だえん)球では損なわれる。「チョコがもたらす誤解がなくなれば、社内の生産性が改善するかもしれない」。
日刊工業新聞2017年2月14日