それぞれの初日の出フライト#ANA

1万3000フィートで御来光

 全日本空輸(ANA)は1月1日、今年で17回目となる初日の出フライトを羽田発着便で実施した。

 ANAの初日の出フライトは2001年に開始。機材は昨年と同じボーイング777-200ER型機の国際線仕様機(223席)が選ばれた。同機はビジネスとプレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス構成で、プレミアムエコノミーとエコノミーのみ販売し、プレミアムエコノミーをプレミアム席、エコノミーを普通席として扱った。

 窓側席を含むコースの料金は、プレミアムクラス席が2人で10万円、普通席が同9万円。機内では軽食と飲み物を用意し、搭乗証明書と枡酒、おみやげが用意された。

 羽田第2ターミナルの58番搭乗口前では、和服を着た地上係員が、初日の出フライトNH2017便の乗客を出迎えた。

 今回の初日の出フライトは、木下健吾機長と村田哲也副操縦士が操縦。客室乗務員は、愛媛県が開発したデルフィニウムの新品種「さくらひめ」の生花によるコサージュを着用し、2017年最初のフライトに搭乗した乗客をもてなした。また、客室乗務員が接客技術を競う社内コンテスト「OMOTENASHIの達人コンテスト」の歴代ファイナリストも乗務した。

 NH2017便は午前5時36分、乗客186人(幼児1人含む、招待やスタッフなど除くと101人)と乗員12人(パイロット2人、客室乗務員10人)を乗せて58番スポットを出発。午前5時51分にC滑走路(RWY34R)から離陸した。

 その後は、日の出予定時刻の午前6時46分ごろから、長野県上伊那群周辺上空1万3000フィート(約4000メートル)で、初日の出と富士山を鑑賞。木下機長は機内アナウンスで、「富士山より200メートル高い高度で、通常の国内線の高度より3分の1の高さ。低い方が地上の景色がよりきれいに見られるので、この高度を選定しました」と説明した。

 富士山付近を何度も旋回して御来光を拝んだ後は、午前7時58分に羽田のA滑走路(RWY34L)へ着陸。午前8時5分に出発時と同じ58番スポットへ戻った。

 初日の出フライトを終えた木下機長は、「冬はジェット気流で揺れますが、ここ最近は気流が穏やかで今日は天気も良く、遊覧日和でした」と、フライトの感想を話した。
初日の出フライト2017便の見送りにはANAの篠辺修社長も駆けつけた

吉川 忠行

吉川 忠行
01月04日
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ANAの初日の出フライト羽田発着はNH2017便。高度1万3000フィートで御来光を拝みました。

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